鮪に憧れて

春は不安からはじまる。 

年度末に現実を知り、 

新たなスタートへの希望を数字にかえる。 

時にその重圧に押しつぶされそうになるが、 

そこは、この分厚い身体。 

いまのとこ無事である。 


新年度といっても特段かわりはない。 

私も仕事と家事の二刀流なのだが、 

注目をあびる気配はない。 

誰か一人くらい、 

「アメージング!フジモトサーン!」 

と言ってくれてもいいものだが、 

どこからもそのような声は聞こえてこない。 

やはりメジャーの世界は甘くない。 

そろそろどちらかに絞ろうか・・ 

う~ん・・ 

やはり、家長案件のため中々難しい。 

「よく私の前でのんびりできるな。」 

私の身の上は怠人禁制である。 

脱走する気も、独立する気も毛頭ない。 

解任の憂き目にあわぬよう、努めていきたい。 

目指すは、回遊魚マグロだ。 

さぁ、戯言を言っている場合ではない、仕事に戻ろう。 

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